カードゲームのメーカーで楽しかったこと、大変だったこと

この記事はこんな人におすすめです！

トレーディングカードゲーム会社の雰囲気ってどんな感じ？

未経験からトレーディングカードゲームメーカーに転職した話はこれまでに何度かしてきましたので、今回は入った後の会社の雰囲気について話していきたいと思います。
実際のところ、私のいた会社のカードゲーム部門はピリピリした雰囲気もなく、色々なカードゲームの話をしていました。そもそもカードゲームが好きで入社してきた人が多いので、好きなタイトルは違えどカードゲーム談義には花が咲きます。中には新しく発売される他社の商品を持ってきて、研究と称して遊んだりすることもあります。実際私も会社に遊戯王カードを持って行って、先輩と遊んだりしていました。もちろん仕事上での意味もありまして、他社タイトルの良い点や悪い点を探し出し、自社タイトルの商品開発に生かすこともあるからです。光っているカードの加工やデッキを強化する商品の作り方など、勉強になることはたくさんあります。
ですので、職場の雰囲気は良いと言えるでしょう(相性の悪い人はいましたが)。

カードゲームの会社に入って楽しかったこと

楽しかったのは先ほども述べたように、カードゲームの話が職場でできることですね。他には新商品のカードがお客さんよりも早く手元に届くので、それでデッキを組んでみたりできるのが良かったです。特に地方のイベントに参加する際にはお客さんと対戦する機会があるので、そういった時に発売前のカードで対戦するのがだいぶ楽しかったです。
そのほかゲームやアニメなど人気の高いコンテンツや、自分の好きな作品の話が商品づくりのヒントになることもありましたので、会社でそういった話の共有ができるのも楽しかったですね。

カードゲームの会社に入って大変だったこと

大変だったことは、休日出勤が多かったことですね。平日に通常業務を行ってから週末にイベントや体験会で出勤することが重なったりしていましたので、そこは大変でした。特に大型イベントでは始発で会場に入って準備を進め、お客さんが全員帰ってから片付けをして次の日にはまた普通に出勤、ということもありました。もちろん代休は取れるのですが、外せない営業による出張があるとつい代休取得が後回しになって、連勤が続くこともありました。
その他にも会社全体として参加しているイベントのスタッフにあてられることもありましたので、平日５日勤務→土日に早朝からイベント出勤→翌週も普通に平日５連勤とかもあって忙しい時期もありました。多分エンタメ系の業界に入る人は共通して経験のあることだと思います。

総じて、楽しいこととツラいことはどっちが多かったか

肉体的には大変だったことも多かったですが、楽しい体験の方が多い仕事でした。特に好きなものに関わる仕事だったので、仕事自体を楽しむことができたということが大きかったですね。職場の雰囲気も良かったのでなかなか満足度の高い職場でした。楽しく仕事ができると大変なことも案外継続できるものですね。そして最近になって気づいたことですが、私は仕事が楽しいとか、扱う商品が好きになれるかどうかといったことが重要だと考えるタイプみたいです。
皆さんは仕事でどんなことを大事にしていますか？好きなものを仕事にしたいと思う人は、こういうエンタメ系の商品を扱う仕事もいいかもしれませんね。

PR

以下はPRとなります。