はじめての会社はお面メーカー!

就職・転職

このページはこんな人におすすめです!

・未経験から玩具や玩具の業界に入社する方法が知りたい
・働きながら就職活動をした人の体験談が聞きたい

新卒就職に失敗!玩具業界が諦めきれず鬱屈とした毎日

大学生時代、私は玩具やゲームの業界で仕事をしたいと考えていました。もともとゲームや特撮ヒーローが好きで、そこに関わることのできる仕事に憧れていたからです。

しかし希望していた大手玩具メーカーやゲーム会社はことごとく不採用となり、ようやく内定の出たシステム会社もやっぱり行きたくなくて内定を辞退してしまいました。
そのまま大学卒業を迎えてしまい、みんなが新たな気持ちで迎えている4月も、テンションダダ下がりでアルバイトを行なっていました。

それでもおもちゃに関わる仕事が諦めきれず、ハローワークや転職サイトを利用して玩具業界に近づける仕事がないか、探していました。
そんな中ハローワークで見つけたのが、1社目となる「お面工場での製造作業」でした。

アンモニア臭がひどい!製造の現場!

ハローワークの求人で玩具に関わることの出来そうな仕事はこれしか見つからなかったので、藁にもすがる気持ちで面接を受けました。幸い小さな町工場だったおかげか、即日採用をもらって働くことができるようになりました。

迎えた入社初日、工場では先輩社員から業務について説明を受けつつ、見よう見まねで作業を行いました。
作業内容としては、石膏で作られた型に原料の天然ゴムを流し入れ、ゴムが石膏型の内部に膜を張ったら余分な原料を落とすというものでした。コンベアに乗って次から次へと型が流れてくるので手際の良い作業が求められます。
作業自体は難しくないのですぐに慣れましたが、辛かったのは工場内がとにかくアンモニアの匂いで臭かったこと。原料の状態を安定させるためにアンモニアを配合していたのですが、その匂いが充満していて本当にきつかったです。

ちなみにお面の製造工程としては、この後ゴムの膜を乾燥させて、成形と着色を行えば完成です。その工場ではハロウィンに使うカボチャの被り物や、スパイダーマンなどキャラクターのお面、アメリカ大統領の顔に似せたお面などを作っておりました。

この会社では結局1年ほど働いていましたが、転職することになります。

1社目の転職理由と実際の転職活動内容

1年で辞めた最初の会社ですが、実は転職活動自体は入社してすぐから行なっていました。
なぜなら当時の自分の目標は、「新卒で入社できなかった大手玩具メーカーに転職すること」だったからです。なので少しでもそこに近づくためには、今の会社に長く勤めるよりももっと玩具業界の中に食い込める位置につく必要があると考えていました。

転職するにあたり行ったことは、「転職サイトへの登録」そして「転職エージェントサービスへの登録」です。
利用した転職サイトは「リクナビNEXT」「Re就活」ほか。転職エージェントは「DODA」と「マイナビエージェント」、その他いくつかです。
実際に行っていた転職活動内容はこんな感じ。
毎日家に帰ったら転職サイトのチェック
自分の希望に合う業界の求人がないか、探していました。探すときには「第二新卒可」「未経験者可」で絞り込みを行い、キーワードは「玩具」「おもちゃ」「ゲーム」「キャラクターグッズ」などを入力していました。
就職イベントへの参加
転職サイトによっては週末に合同説明会のようなものを開催することがあります。興味のある企業が出展していた場合は、予約して参加しました。若い人も多かったので、特別自分が浮いている感じはありませんでした。
転職エージェントへの相談
履歴書の書き方や職務経歴書の書き方など、インターネットで調べるだけではいまいちわからないことを相談していました。特に新卒での就職に失敗し、ようやく入社した会社を短い期間で辞めるため、「転職(退職)理由をどう話すか」は非常に重大な悩みでした。

以上のようなサービスを利用しつつ日中は仕事、終わってから面接という流れをしばらく続けていました。

落ちまくる書類選考&面接、そして内定へ•••

実際の転職活動は、不採用の連続でした。
新卒での就職失敗による5月入社、短期離職(いわゆる第二新卒だったので)、PRできるような長所なし、とマイナスだらけでしたので(笑)。
特に面接まで進んでも、短期離職の理由をしっかり説明できずに苦労しました。

そんな状態で転職活動を続けて1年が過ぎた頃、ついに2社目となる「男性アイドルゲームやトレーディングカードゲームを作る会社」への転職が決まったのです!
面接で話した内容や、なぜ採用されたのかといった内容は、次回の記事でお話しします。

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