人生2度目の転職、もうゲームは作らない?

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再び転職活動開始!評価されないつらさ

お面の製造工場から日本一の女性向け男性アイドルキャラクターを持つ会社に入社し、TCG(トレーディングカードゲーム)の営業やゲームのディレクターを行ってきました。そんな会社で働く中で、ひとつ納得のいかないことがありました。それは「自分は他の人よりもできる仕事の種類も多く質も高いのに、他と同じ待遇にされている」ということでした。部署内においては私しかできない仕事で成果を出してきたのに、それに対する評価が全くなかったのです。一応マネージャーにもその点を伝えたのですが、理解できていない様子。一番近くで見てきたはずのマネージャーが理解できないのであれば、それより上の経営陣に伝わるはずはありません。私はこの会社では自分の能力が評価されないと悟り、人生2回目の転職活動を始めるのでした。

転職の目的は「実力が評価される職業に就くこと」

転職活動を始めるにあたり考えたことは「実力がきちんと評価につながる仕事に就きたい」でした。キャラクター商品やゲームの仕事は成果を上げてもワガママを言って何もしなくても、商品ができあがれば評価は一緒だったからです。今思えば当時の会社がそうだっただけで他の会社が同じだとは限らないのに、勝手に業界全体がそういった風潮なのだと思い込んでいました。
そんなわけで「実力が評価される仕事」を探し始めたわけですが、当時29歳だったので異業種に挑戦できる最後のチャンスなのではないかと思い、思い切って職種も業界も変えることを決断しました。
職種は実力主義のイメージが強い「営業職」。業界はゲームやアニメのようなヒットが読みづらい業界以外で探すことにしました。

異業種挑戦は困難の連続!

リクナビネクストを中心に、転職エージェントは使わず転職サイトのみで転職活動を行いました。転職活動当時は新型コロナウイルスの流行により在宅勤務が推奨されていたため、家で仕事中にこっそりオンライン面接を受けていました。
しかし書類は通っても1回目の面接で落ちてしまうことがほとんど。当時の自分には分かりませんでしたが、今になって思えば
・自己分析(自分の強みと弱みを把握する)
・志望理由(なぜその会社にでないといけないのか)
・なぜ業種や業界を変えるのか
このあたりが全く言語化できていませんでした。ここをはっきりさせておくためにも、転職エージェントは利用するべきだったなと後悔しています。
このブログを読んでいる方は、転職に関心があってなおかつゲームやキャラクターコンテンツの業界に興味のある方だと思いますので、いくつか転職エージェントを紹介しておきます。

・シリコンスタジオエージェント

ゲーム系の求人に特化した転職エージェントです。私自身も利用したことがあり、対応は悪くないと思います。ただマイページが少し使いづらいのと、エージェントの方が「契約社員はいかがですか?」と勧めてくる傾向があるので、正社員希望の方はきっぱり断りましょう。

ギークリー

IT・Web・ゲーム業界特化をうたうエージェントで、こちらも利用したことがあります。対応はそこそこ早く、マイページも使いやすいです。ただし私の担当エージェントはいきなり「まず50社ぐらいエントリーしましょう!」と言ってきたのでびっくりしました。企業をじっくり選んで志望動機もきちんと考えたいという人は、初めの段階でしっかりと伝えましょう。

この転職活動の結果

結果的には転職サイト経由で、賃貸住宅(アパート)大手建設会社の法人向け営業職に採用されました。しかしこの会社での仕事は、正直しんどかったです。仕事が大変というよりは、仕事をしていて虚しくなるという方が正しいでしょうか。詳しいことは次回の記事でお話しします。

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