マスターデュエルDC2023 OCT 1stステージ突破しました!
みなさんこんばんは、みねぞうです。
ゲーム「遊戯王マスターデュエル」でDUELIST CUP2023 OCT(以下「DC」)が開催中ですね。
今回のDCも強力なデッキが数多く、1stステージを突破するのも大変ですよね。
私も非常に苦労しましたが、大好きな「機界騎士(ジャックナイツ)」デッキを使用して、なんとか1stステージを突破することができました。
今回はそんな「機界騎士」デッキのレシピや使い方をご紹介したいと思います。
1stステージ突破「機界騎士(ジャックナイツ)」デッキ
私が今回のDCで使用したデッキのレシピを掲載しておきます。
リストにするとこんな感じです。
★メインデッキ
●モンスターカード
・エフェクト・ヴェーラー 1枚
・増殖するG 2枚
・夢幻崩界(デストロイメア)イヴリース 3枚
・灰流うらら 3枚
・宵星の騎士(ジャックナイツ・オルフェゴール)ギルス 3枚
・アーティファクト-ロンギヌス 1枚
・星遺物-『星杯』 1枚
・蒼穹の機界騎士(ジャックナイツ) 2枚
・黄華の機界騎士(ジャックナイツ) 1枚
・紅蓮の機界騎士(ジャックナイツ) 1枚
・紺碧の機界騎士(ジャックナイツ) 2枚
・紫宵の機界騎士(ジャックナイツ) 2枚
・ラーの翼神竜 – 球体形(スフィア・モード) 1枚
・壊星壊獣ジズキエル 1枚
●魔法カード
・ハーピィの羽根帚 1枚
・深淵の宣告者 1枚
・三戦の才 1枚
・スモール・ワールド 1枚
・三戦の号 1枚
・星遺物へ至る鍵 1枚
・コズミック・サイクロン 1枚
・墓穴の指名者 2枚
・星遺物の機憶 1枚
・抹殺の指名者 1枚
●罠カード
・大暴落 1枚
・拮抗勝負 1枚
・無限泡影 1枚
・星遺物の囁き 1枚
・星遺物に眠る深層 2枚
合計41枚
★エクストラデッキ
●エクシーズモンスター
・銀河眼の光波竜(ギャラクシーアイズ・サイファー・ドラゴン) 1枚
・銀河眼の極光波竜(ギャラクシーアイズ・サイファー・エクス・ドラゴン) 1枚
・天霆號(ネガロギア)アーゼウス 1枚
●リンクモンスター
・転生炎獣(サラマングレイト)アルミラージ 1枚
・明星の機械騎士(ジャックナイツ) 2枚
・I:Pマスカレーナ 1枚
・星鍵士リイヴ 1枚
・星痕の機界騎士(ジャックナイツ) 1枚
・トロイメア・ユニコーン
・混沌の戦士 カオス・ソルジャー 1枚
・双穹の騎士(ジャックナイツ・パラディオン)アストラム 1枚
・トポロジック・ゼロヴォロス 1枚
・アクセスコード・トーカー 1枚
・閉ザサレシ世界ノ冥神(サロス=エレス・クルヌギアス) 1枚
合計15枚
デッキの基本的な考え方など
まず機界騎士(ジャックナイツ)というテーマの基本的な展開方法をおさらいしておきます。
機界騎士は同じ縦列にカードが2枚以上存在するメインモンスターゾーンに、手札から特殊召喚できる共通効果を持ちます。
そのため展開するには、
⒈相手の場にカードがあり、それと同じ列に自分の魔法・罠カードがある列
⒉相手のモンスターゾーンと同じ列にある、自分の魔法・罠ゾーンにカードがある
⒊エクストラモンスターゾーンに自分または相手のモンスターが存在し、同じ列に自分の魔法・罠カードまたは相手のカードがある
以上のどれかを満たすメインモンスターゾーンに特殊召喚する必要があります。
1番満たしやすい条件は後攻で1の条件を満たすことですが、それはつまり相手の展開をすでに許しているということにもなります。
なので今回私が使用したデッキでは「先攻で1か3の条件を満たし、妨害を構えるための展開を行う」ということを目的としています。
具体的には「夢幻崩界(デストロイメア)イヴリース」または「宵星の騎士(ジャックナイツ・オルフェゴール)ギルス」を使用します。
展開例(1)「夢幻崩界イヴリース」を使用
必要カード
・夢幻崩界(デストロイメア)イヴリース 1枚
・蒼穹の機界騎士(ジャックナイツ)または紫宵の機界騎士(ジャックナイツ)どちらか1枚
手順1:「夢幻崩界(デストロイメア)イヴリース」を召喚する。
手順2:イヴリースをそのままリンク素材にして「転生炎獣(サラマングレイト)アルミラージ」をリンク召喚する。(どちらのエクストラモンスターゾーンでもOK)
手順3:リンク素材になったイヴリースの効果を発動し、アルミラージの正面の相手メインモンスターゾーンに特殊召喚する。
手順4:イヴリースとアルミラージで縦列に2枚のカードがある状態になるので、手札の「蒼穹の機界騎士」または「紫宵の機界騎士」をその縦列に特殊召喚する。
手順5:蒼穹を特殊召喚した場合はそのまま効果を発動し、「紺碧の機界騎士」をデッキから手札に加える。紫宵を特殊召喚した場合は効果を発動し、自信を対象に取って蒼穹を手札に加え、手順5の冒頭と同じことをする。
手順6:アルミラージと蒼穹で、「明星の機械騎士」をリンク召喚(どちらのエクストラモンスターゾーンでもOK)
手順7:リンク召喚時の明星の効果を発動し、「星遺物に眠る深層」を手札に加える。すでに手札に深層がある場合、手順4~5で紫宵を特殊召喚しているならば「星遺物の囁き」を優先的に手札に加え、紫宵を特殊召喚していないならば「星遺物の機憶」を優先的に手札に加える。
手順8:手札に加えたカードをセットして、ターン終了。この時、「星遺物に眠る深層」を明星と同じ列にセットしていると、次のターンにその縦列へジャックナイツを特殊召喚しやすい。
展開例(2)「宵星の騎士ギルス」を使用
必要カード
・宵星の騎士(ジャックナイツ・オルフェゴール)ギルス 1枚
・蒼穹の機界騎士(ジャックナイツ)または紫宵の機界騎士(ジャックナイツ)どちらか1枚
手順1:「宵星の騎士(ジャックナイツ・オルフェゴール)ギルス」を召喚し、召喚時の効果を発動する。その効果で「星遺物-『星杯』」をデッキから墓地に送る。すでに手札に星杯がある場合も発動し、「星遺物に眠る深層」を墓地へ送る。
手順2:ギルスの2つ目の効果を発動し、自分と相手のフィールドに「星遺物トークン」を特殊召喚する。この時、相手フィールドに特殊召喚するトークンは、エクストラモンスターゾーンの前のメインモンスターゾーンに置く。
手順3:ギルスとトークンで「星鍵士リイヴ」をリンク召喚する。この時リンク召喚するエクストラモンスターゾーンは、星遺物トークンの正面にする。
手順4:リイヴの効果を発動し、「星遺物に眠る深層」をデッキからフィールドにセットする。
手順5:リイヴとトークンで縦列に2枚のカードがある状態になるので、手札の「蒼穹の機界騎士」または「紫宵の機界騎士」をその縦列に特殊召喚する。
手順6:蒼穹を特殊召喚した場合はそのまま効果を発動し、「紺碧の機界騎士」をデッキから手札に加える。紫宵を特殊召喚した場合は効果を発動し、自信を対象に取って蒼穹を手札に加え、手順5の冒頭と同じことをする。
手順7:リイヴと蒼穹で、「明星の機械騎士」をリンク召喚(どちらのエクストラモンスターゾーンでもOK)
手順8:リンク召喚時の明星の効果を発動し、「星遺物の囁き」または「星遺物の機憶」を手札に加える。手順4~5で紫宵を特殊召喚しているならば「星遺物の囁き」を優先的に手札に加え、紫宵を特殊召喚していないならば「星遺物の機憶」を優先的に手札に加える。
この時リイヴの効果を発動するか聞かれるが、発動はしない。理由は、相手フィールドにモンスターが残ることで、クシャトリラの共通効果による特殊召喚ができなくなるなど、相手の場にモンスターを残しておくメリットがいくつかあるため。
手順9:手札に加えたカードをセットして、ターン終了。この時、「星遺物に眠る深層」を明星と同じ列にセットしていると、次のターンにその縦列へジャックナイツを特殊召喚しやすい。
以上が、機界騎士デッキの基本的な先攻展開パターンです。
気をつけること、立ち回り
機界騎士デッキの妨害手段は「星遺物」永続魔法・罠カードによる「機界騎士と同じ縦列で発動したカードの効果を無効にすること」です。
これは、「(1)効果解決時に機界騎士と同じ縦列にあること」の他に「(2)自信をリリースして発動する効果が発動を宣言した際のモンスターゾーンと、同じ列に機界騎士モンスターがあること」の両方を指します。(1)はわかりやすいですが、(2)が意外と曲者です。例えば自身をリリースする効果がチェーン1、チェーン2以降で機界騎士モンスターが新たにチェーン1で発動した時のモンスターゾーンに移動、あるいは特殊召喚された場合でも無効にできるということです。
この特性を利用して、相手がカードの効果を発動したゾーンへ機界騎士モンスターを移動させたり特殊召喚することで、妨害を行なっていきます。その際に特に活躍するのが、「紺碧の機界騎士」です。このカードは固有の効果で機界騎士モンスターをメインモンスターゾーンに移動させることができ、相手ターンにも使用できます。また、それぞれが1ターンに一度効果を使用できるので、複数並んでいればそれだけ多くの妨害をすることができます。妨害のためにはモンスター効果・魔法・罠それぞれに対応する星遺物永続魔法・罠カードが表側で存在している必要がありますので、相手のデッキを見ながら効果の高い星遺物永続魔法・罠カードを持ってくる必要があります。
また、永続効果も無効にできないので、そこも注意が必要です。
得意な相手・苦手な相手
機界騎士デッキが得意とする相手は、展開の主力となるモンスターが下級モンスターで、主にフィールドで効果の発動を宣言するカードが多いデッキです。
ただし現在のマスターデュエルの環境ではあまりそういったデッキは多くなく、苦戦を強いられます。
逆に苦手なデッキは、展開の主力となるモンスターが上級モンスターのデッキや、手札や墓地などフィールドの外で発動する効果が多いデッキです。クシャトリラや深淵の獣、ティアラメンツはかなり苦手です。今回のDCでもクシャトリラが非常に多く、とても大変でした。
こうした苦手な相手に対応するべく、「ラーの翼神竜 – 球体形」や「拮抗勝負」などを採用し、後攻からでもなんとか巻き返せるようにしています。
ちなみに「ラーの翼神竜 – 球体形」に関しては「スモール・ワールド」によって、紅蓮を除く機界騎士モンスターから、「壊星壊獣ジズキエル」を経由して手札に加えることができます。
DCで意識していたこと
今回のDCで意識していた立ち回りは、「夢幻崩界イヴリース」を相手フィールドに維持することでした。勝てた試合の多くは、相手がイヴリースの処理に手間取っている間に、機界騎士の有利なフィールドを整えていくことができた試合でした。
そのためにあえて展開例(1)の手順3までで展開を止めて、相手に自爆特攻をさせない選択をすることもありました。
現在のマスターデュエルにおいてイヴリースの妨害力は高く、「暗影の闇霊使いダルク」や「スプライト・エルフ」を採用していないデッキはフィールドからどかすのに苦労している印象でした。ただしこれらを採用しているデッキに対してはあまり抑止力として働かず、逆に利用されることもありました。
他に意識していたこととしては、「明星の機械騎士」を維持し、バトルフェイズを乗り切ることです。実は明星の機械騎士には、限定的ですが戦闘ダメージをゼロにしながら戦闘破壊からも守ってくれる効果があります。勝てた試合では相手がこれに気づかず、バトルフェイズ中の大ダメージを回避して次のターンが回ってきてくれることも多くありました。
以上のようなことを意識して、なるべく自分にターンが回ってくるように立ち回れたことが、機界騎士デッキでDCを1stステージを突破できたポイントでした。
最後に
機界騎士デッキは、2023年10月現在の環境において、特別強いデッキではありません。
しかし工夫によって環境上位のデッキとも戦うことができ、DCにおいても1stステージ突破をすることができました。
皆さんも好きなデッキでマスターデュエルを戦いたい気持ちはあると思います。今日の記事を見て、そんな方々が「自分も好きなデッキで勝ちに行く!」とやる気を出してくれたら嬉しいです。
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